心体氣功・こころメンテナンス

心体氣功・こころメンテナンスは、古い感情や思考の癖を取り除き、心と体の気の流れを整えます。

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うつ症状からの脱出 その3 ~自分自身のパターンに気づく

      2016/02/16

人生を変えたいなら、セルフイメージから♪ こころメンテナンス・インストラクターの吉村竜児です^^ 今回も引き続き、学生時代にうつを発症したときの 話の続きです。 大学病院でうつ病の診断を受けたぼくは 抗うつ剤を処方されたことで、ひとまずは行動的に なる事ができましたが、同時に自分はぜんぜん 幸せではないという事に気づくことができました。 「抗うつ剤に一生頼り続ける人生は嫌だ!」 そう思ったぼくは、まずは心理カウンセリングを受けて みることにしました。 そして、カウンセラーの先生からの質問に答えている うちに、自分でもわかっていなかった自分自身の 現状がだんだんと見えてきたのです。 当時ぼくはカリフォルニアのサンノゼ州立大学で コンピュータプログラミングの学科に通っていました。 サンノゼはシリコンバレーと言われている 世界のIT産業の中心地です。 世界中から集まってくる学生たちも、 最先端の技術を学んで自国に持ち帰るために 国費で留学して来ていたりとか、 まさに国を背負っているような人がちが ひしめいていました。 そんなところにいたぼくは、 実は本当にコンピュータのプログラミングを 学びたかったわけではありません。 ではなぜそんな学部に入ってしまったのかというと、 大学の学部を決める直前に、病気だった父が 亡くなったことが大きく影響していました。 ぼくは子どもの頃に父からよく 言葉や肉体的な暴力を受けていた時期があったため、 父のことを嫌って反発していました。 中学を出てすぐにアメリカに留学したのも、 アメリカに行けば父から離れることができるから というのが大きな理由のひとつです。 そして、その父はかねてからぼくに、 技術者になるようにということをよく言っていました。 なので、ぼくは逆に「技術者にはならないぞ」と 心の中で決めていたのです。 しかし、そんな父がとうとう亡くなってしまうと、 今度は心にぽっかりと穴があいてしました。 今振り返ってみると、それまでのぼくの人生の大部分は 父から逃げる、父に反発する、という目的のために すべての決断をしていました。 つまり、父を回避することがぼくの人生の根底にある モチベーションだったのです。 その父が亡くなってしまったことで、急に反発する 対象を失ってしまったぼくは、決断の基準を失って しまいました。 そして、急に亡くなった父に義理立てをしたいような、 反発していたことに対して罪滅ぼしをしたいような、 そんな気持ちになって、自分の進路を決めてしまったのです。 「大学の4年間は我慢して、就職してから趣味などで  自分がやりたいことを探そう」 その時にはっきりそう思って大学と学部を選んだのを よくおぼえています。 そして、その考えは本質的に間違っているということが 今ではよくわかります。 人は我慢や回避では成長できないし、幸せにもなれません。 自分がやっていることに本当に価値が感じられたときに 人は大きな力を発揮することができるし、大きく成長する ことができます。 当時のぼくのクラスメイトたちは、自分たちのやっている事に ものすごい価値を感じていたことでしょう。 何しろ国を背負って来ているような人たちです。 あんまり興味はないけど我慢してやり過ごそうという 考えで取り組んでいるぼくではとても太刀打ちできません。 ぼくは勉強にもついていけないし、 クラスメイトとも話が合わないので友達もできない。 そして、どんどん孤独になっていったわけです。 しかも、自分自身がつらい思いをしているという 自覚もありませんから、つらいと感じている自分のココロは ますます置いてけぼりにされていきます。 そして、気が付いたときには、ぼくのココロはストレスの 許容範囲を超えて、すでに折れていたのでした。 (つづく)

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