【共感覚とは?】脳が持つ不思議な力はどこからくる?

人間には不思議な力が眠っているもの。

それは潜在能力という普段は使えない力があるからです。

しかし、そんな隠れた能力をごく稀に使えることがあります。

その1つが共感覚です。

 

実は共感覚というのは超能力というわけではなく、人間の潜在能力として秘められていることがわかっています。

特殊な人間でなくても、皆ポテンシャルがそなわっているということですね。

今回はそんな脳の不思議、共感覚についてお話ししたいと思います。

 

実は以外と多い共感覚の持ち主

共感覚という能力を有している人間はどれほどいるのか?

すごく少数派だと思うかもしれませんが、実は思いの外いるんです。

 

アメリカの研究によるとおよそ2000人に1人の割合で存在すると言われていました。

しかし、最近ではもっと多いのではないかという説もあります。

2000人に1人ならば日本には50,000~60,000人の人が共感覚を持っていることになります。

 

予想以上に多いと思う人はたくさんいるのではないでしょうか?

町ですれ違う人の何人かは共感覚の持ち主であるということは十分にあり得てしまう数です。

 

共感覚が見える世界とは?

共感覚とは言うが実際にどんな能力なのか?

細かいところは個人差がありますが、有名な能力が1つあります。

 

それは音や字に色を感じるということですね。

例えば、壁をノックする音は青、田中という字は深緑色、というように日常で出会う音や字を色で判断するということです。

 

共感覚が理解されない理由としては、感覚なので本人にしかわからないということです。

実際に共感覚の人の体験談では足音に赤色を感じると言ったときに回りに戸惑われてしまったというケースも多いようです。

 

本人ですら能力と自覚できずに病気だと思ってしまう人もいるほどです。

さらに自分ではコントロールできないので謎の現象として共感覚は捉えられてきました。

 

ですが、定義されていることがあります。

このように共感覚が見える世界は1つのものから2つ以上の感覚が生まれているということです。

 

共感覚のメカニズムとは?

共感覚について詳しいメカニズムは解明されていません。

現代の研究を持ってしても完全には説明できない能力なんですね。

しかし、脳科学の研究によって共感覚の存在は明らかになっています。

脳波を測定することで未知の現象の存在を掴んだ結果があります。

 

海外である共感覚の持ち主、音で色を識別するタイプの実験結果があります。

脳波を測定する機械を設置して、音を聞かせて脳の反応を見るという実践がされました。

そしたら、驚くべきことに共感覚の出所が判明したんです。

それは脳の感知の結合です。

 

通常、人は音を知覚するときに働く器官があります。

音を聞くときは必ずそこしか反応しません。

ですが、共感覚の持ち主は音を感じる器官と同時に色を感じる器官が働いていたんです。

 

つまり、脳の知覚が1つの現象で2つ同時に起こることが共感覚の持ち主の脳だということです。

2つの感覚が結合している、その能力こそが共感覚です。

謎が多い能力ではありますが、このように科学的に実証されていることには間違いありません。

身近で起こる不思議な能力は実は科学で解明されることがあるかもしれない。

不思議な能力も科学ではっきりするという代表例でしょう。