
脳を鍛えることでさまざまな能力が鍛えられます。
記憶力や思考力、判断力など仕事や生活において効果を発揮するものばかりです。
ただ、もう1つ重要な能力が脳を鍛えることで手に入れることができます。
それが、コミュニケーション能力です。
脳の機能というのは幅広く他者との交流という点においても活躍します。
そんな脳から鍛えるコミュニケーション能力について今回はお話ししていきたいと思います。
コミュニケーションが上手な人とは?
コミュニケーション能力といってもどんな能力かをはっきりさせる必要があります。
コミュニケーション能力というのは人の話を聞くのに長けていること、いわゆる聞き上手になるということです。
コミュニケーションとは聞く・話すという双方向の交流です。
ただ、人から好感を持たれるコミュニケーションというのは聞くことができる人。
つまり、相手の話をよく聞くことがコミュニケーションの上手な人だということができます。
コミュニケーションは話すことだという誤解もありますが、受け手としての能力のことを指します。
聞くことで相手の信頼を勝ち取り、頼られる存在になるということ。
これはビジネスシーンのあらゆる場面で活躍することは間違いないでしょう。
なぜ、脳と聞き上手が関係する
それでは聞き上手になることと脳を鍛えることの関連性を見ていきましょう。
反対に聞き下手な人というのはどんな人なのか?
それは抑制と理解力が足りない人です。
相手の話を待たずに自らの話をするというのは自分を抑制することができていないということ。
そして、その抑制力を産み出しているのが脳です。
脳がストッパーとしての役割を果たしています。
さらに相手の話を理解できていないと上手い具合に話を掘り下げたり、深く踏み込むことができません。
相手の話を理解し処理をしているのも、また、脳です。
相手が今なんの話をしているのか?
スムーズに脳が処理をできていないということ。
だからこそ、脳を鍛えることでコミュニケーション能力を鍛えることができるんです。
コミュニケーション脳を鍛える方法とは?
脳にはコミュニケーションをするときに使う部位があります。
思考や伝達に関わるものですね。
その脳をどのように鍛えていくのか?
具体的な方法についても解説していきます。
実際には以下のことを実践するだけでコミュニケーション能力は上がります。
ニュースを聞き要約する
脳の理解力を鍛える方法です。
テレビのニュースを見て、要点をまとめる。
この作業を日常生活のなかで取り入れて見てください。
まとめ方は5W1Hを基準にしてみましょう。
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を
- なぜ
- どのように
を要約できるということは理解ができているということです。
ニュースもこの部分はしっかり抑えていることが多いので、ちょうどいいトレーニングになります。
さらに鍛えるためにはラジオや人の話でまとめてみることです。
ニュースと違って脈絡のない話をまとめられるのであればコミュニケーションの上級者です。
聞くということを意識する
とにかく相手の話を聞く。
これを意識することが大事です。
意識するということで、脳が自分に抑制を働きます。
その状態を維持することで脳が動き鍛えられます。
日常的に聞くという作業を意識することでも鍛えられます。
例えば、レストランやカフェの隣の席の話を聞く、お店にいる人の話し声を聞くなど、とにかく相手の話を聞くという作業を意識しながらやることです。
意識をするのが大切になり、意識をしている間、脳はずっと働いています。
そのように脳を鍛えていくのがコミュニケーション能力の強化方法です。
コミュニケーション能力の向上はとにかく継続すること。
付け焼き刃の訓練では身につかないので、ルーティンにすることが大切です。