
脳科学の基本的なもの、脳波についてお話ししていきます。
脳波という言葉は聞いたことがある人は多いかもしれません。
しかし、目に見えないものなのでよくわからないという人はかなり多いのではないでしょうか?
脳波に関して全くわからないという人でも、脳波は我々に密接に関係しているものです。
なんせ我々の脳から発信されているからです。
今回はそんな脳波について分かりやすく説明していきたいと思います。
脳波とは?
脳波について非常に学術的な言葉で説明しているものも多く、初心者にとっては分かりにくい回答かと思います。
脳波というのは簡単にいうと、脳が発信する電気信号のことです。
脳は体のあらゆる部位に命令を下す司令塔のような存在です。
脳が体に命令を下すときの電気信号、これが脳波です。
電気信号を機械で捉えて測定したものを脳波として計測しています。
ちなみに人間の脳だけではなく、動物も脳波を発してからだの各部位を動かしています。
無線に例えるとわかりやすい
脳波は例えるのであれば、無線機器の信号です。
例えば、リモコンでテレビのスイッチを入れるときに電波でテレビに電源を入れるという命令を下しています。
人間もほとんど同じメカニズムで体をうごかしています。
脳というリモコン、手足というテレビ。
腕を動かすときは脳が指令を出してその通りに動いているということです。
脳波は未知のものではなく、普段から使っているものと同じようなものという見方ができるんですね。
脳波で何がわかる?
脳波の研究者というのはいろいろなものがあります。
一番身近な活用例としては「医療」です。
大きい病院では必ず脳波測定機というものがあります。
脳波を調べることで体にある異常を発見することができるんですね。
例えば、脳波に異常がでていると神経などに問題があることがわかります。
そこで、不眠症やイライラなどの症状の原因が脳にあるということがわかるということです。
神経や脳の機能を知るために脳波は計られています。
それにより、病気や疾患の治療に生かされているというわけです。
脳波は今後のストレス社会のキーマン?
脳波を計るによってどんな人に一番役に立つのか?
それはストレスを抱えた現代人です。
脳波を測定すると
どれくらいストレスを抱えているのか?
それによる神経への影響はどれほどあるのか?
を調べることができます。
精神に負荷の大きい現代社会に生きる人にとって、脳波の研究は救世主になることが予想されます。
現に脳波の研究が進み医療にも既に応用されています。
今後も活躍が期待される脳波、ならびに脳科学です。